トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

初めての電視観望会

 先日の22日に,葦高小学校(倉敷市笹沖)のサポーターズクラブ

の依頼で天体観望会をしましたので,ご参考までに様子をお知らせします。

星の話は私が担当で,事前にライフパークの三島さんの解説を聞きに行って

参考にしました。平日昼間ということで,私一人への解説でした。(^_^)

受付の方には,解説者は何人もおられるので,よほどご縁があるのですね。

と言われました。実は,前回行ったときも三島さんと2人だったんです。

 

(天体観望会)

笹沖におられる方と2人が講師,サポーターズクラブの方10人

が来てくださり,司会進行や準備の手伝いをしてくださいました。

星座のお話し,電視観望の星雲星団,木星土星(電視観望)

のメニューでした。電視観望でスクリーンに映すのは初めてで

設定に1時間半もかかりましたが,何とかよろこんでいただけました。

今アンケートをしているところで,内容が楽しみにしています。

機材は,一部学校でお借りして,当日は先生は来られませんでした。

社会体育の練習は体育館でしていました。7時半から8時半の観望でした。

星雲星団は望遠レンズで,惑星はC8EXで見せました。スクリーンで

見た感じでは,惑星は8cmの屈折望遠鏡程度の見え方ではありました。

バーローレンズでもう少し拡大すれば良かったかもしれません。

空が明るくても北アメリカ星雲は,きれいに赤い形が見えていました。

 

(良かったこと)

・50人の参加でしたが,電視観望なのですべてで1時間に収まった。

・子ども達が,とてもいい質問をしてくれて興味を持ってくれた。

・緑色のレーザーを使うと10mくらい離れても星を指すのが見えた。

・星座の説明は,シートに横になって見てもらったので臨場感があった。

・お土産は,各家庭に星座早見盤(ビクセン)が渡せて良かった。

・11月8日の月食の紹介ができて良かった。

・メールでの申し込みと,終わってからのアンケートを行えた。

・2人でやったが,HDMIの切り替え器を使いスムーズに切り替えられた。

・スクリーンとして使った,つや消しの白いビニールシート(7m×5m)

 は反射率が高くスクリーンとして十分だった。(資材を覆うためのシート)

 

(気になったこと)

・近くにコンビニが出来ていて,ことのほか明るかった。

・雲が出てきていたので,途中で途切れて,急遽,星の質問コーナー

 をしていただき何とかつなげた。(勉強不足で答えに窮する場面多々あり)

・防犯灯が明るかったので,黒いバッグをかぶせて何とかなった。

・記録写真は夜のためにピントが出ず,スマホの方がきれいにとれていた。

・終わってから望遠鏡をのぞきたい方には30分ほど時間をとろうと思ったが

 雲に覆われてできなかった。(しかし皆さんほぼ満足していた)

・もう一人の方が持ってこられた,120mmの双眼鏡はガリレオ衛星

 を見るにはもってこいだった。(両目で見るのは難しいが)

・惑星の表面と衛星とは同時には映せなかった。(守安の不手際)

 (cmosのゲイン?等を操作すれば見えたかもしれないができなかった)

・今回は小学校の保護者と子どもが対象だが,8月の夏祭りに入れれば

 一般の方にも見ていただけた。(予定だったが曇りで中止)

・少ない人数でも,やはりマイク(ハンディーなもの)は必要だった。

 夜でも意外と車の音や体育館のざわつきが気になる