トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

これは何でしょうか。

さて,これは何でしょうか。わかる人はまずいないと思います。 私も,撮影していなければきっとわからないでしょうね。 実は,トンボのヤゴの抜け殻(羽化殻)の腹部横のとげ(側棘)です。 きれいな流れにいたヤゴなので,いろいろな種類のケイソウがびっし…

夕空

昨日の夕方の東の空の写真です。見た目よりきれいに写っています。オリンパスはきれいですね。7時から7時半頃の空は目が離せません。明日ももしかすると,繊細で雄大な素晴らしい空が見られるかもしれません。今日はダメでした。

青空

気温は高いですが,天候によってはきれいな青空が見られます。この写真は,28日月曜日でした。総社の鬼ノ城へ行ったときに撮影しました。鬼ノ城の駐車場下に広い湿地があり,いろいろなトンボが見られました。木道も整備されていてその続きは谷を降りる山道…

日陰のコシアキトンボ

暑い時間帯には,トンボも日の当たらない場所にいることがあります。さすがのコシアキトンボもまいったのでしょう。ちょうど正午過ぎだったと思います。薄暗い木陰で休んでいました。この写真は,トリミングして少し彩度を上げて色を強調しています。

タイワンウチワヤンマ

ウチワヤンマの仲間は,ウチワヤンマとタイワンウチワヤンマがいます。タイワンウチワヤンマが岡山県ではじめて確認されたのは,確か1979年だったと思います。その後分布を北にひろげて現在に至っています。岡山県でも,津山のあたりではタイワンウチワ…

由加山のヒグラシ

ヒグラシは,カナカナカナカナ・・・と鳴くセミです。県中北部では普通ですが,岡山県南部では由加山にしかいません。昨日,午後6時半ごろに,低いところにとまっていたヒグラシをつかまえてもらい撮影しました。雄だったのでつかまえると鳴きましたが,そ…

島の池

瀬戸内海の小さな島に小さな池がありました。この小さな池には,たくさんのトンボが住んでいました。ある年,大きな台風がこの島を襲いました。大きな波が砂浜から,池の中に何度も押し寄せました。それから数年が経ったとき,一人の男の人がやってきました…

クロスジギンヤンマ

クロスジギンヤンマは,春のトンボと思われがちですが,意外に夏にも飛んでいます。胸部の黒い筋の細いスジボソギンヤンマが時々採れますが,これは,ギンヤンマとクロスジギンヤンマのハイブリッドです。岡山県ではまだ見たことがありません。

ニイニイゼミ

最近では,アブラゼミ,ニイニイゼミ,ツクツクボウシ,クマゼミがほぼ同時に鳴き始めています。 特にクマゼミ,ツクツクボウシは早くから鳴くようになりました。昔はクマゼミ自体の数も少なく,つかまえたらうらやましがられたものです。久しぶりにニイニイ…

ダニのついたトンボ

これはダニです。たくさんついていますので,本人にはかなり打撃でしょう。でも元気に飛び回っていました。採集すると,トンボから離れてひからびていました。人間にこんなのがつくと大変ですね。人間の大きさに換算すると,卵の大きさくらいあるかもしれま…

同色型雌のアオモンイトトンボ

同色型というのは,雄と同じ色合いだと言うことです。なぜ同色型の雌がいるのかはよくわかりませんが,生存するのに都合がいいことがあるのかもしれません。でも,雄が色で判断しているとすれば,雄だと勘違いされて攻撃されるかもしれません。なのに,ちゃ…

小さなカエルの卵

カエルの卵というと,春のような気がしていましたが,日当たりのいい山の池でこんな小さな卵を見つけました。アマガエルの卵でしょうか。いろいろ調べましたがよくわかりません。カエルかどうかもわかりません。池の中に浸かった植物の水面近くに産んであり…

ハッチョウトンボ

暑い毎日ですが,湿地では,ハッチョウトンボがたくさん飛んでいます。小さいので,弱々しく思われがちですが,つかまえるとかなり元気に羽ばたきます。また,300mくらいは移動できるようです。さすがに暑さを避けようと腹部を高く持ち上げている個体も…

ミシシッピアカミミガメの楽園

私がよく行く横谷池は,ミシシッピアカミミガメの楽園です。産卵はたくさんするし,小ガメから中ガメ,大ガメまでたくさんいます。このカメも,しばらく池をジーッと見ていたら,ぷかぁーんと浮かんできました。かなり大きく,20センチ以上でしょう。しば…

キマダラカミキリ

熱い日中に,止まっていました。少し大きめのカミキリで,気になって撮影しました。普通種のようですが,私は初めて見ました。複眼が丸くないのが三葉虫のようでびっくりです。身近なところに知らない昆虫はたくさんいるものですね。

コシアキトンボの争い

コシアキトンボには縄張りがあり,侵入者は攻撃されます。この写真のように,ホバリングしながら上になったり下になったりしながら,どんどん上がっていき,どちらかが追い払われます。縄張りをもっていた方が,残る確率が高いのでしょうか。ホバリングしな…

ビヤガーデンの空

夏と言えばビヤガーデン。駅ビル屋上,天満屋の屋上,アイビースクエアの中庭,行きたくてたまりません。本当は,道後山の山頂付近にある広い芝生の斜面で,大の字になって夕焼けの空やキラキラ光る星空を眺めながらビールをゆっくり飲みたいのですが,ビヤ…

ちょっと怖い写真

ヘビがカエルを食べるのは知っていましたが,目の前で見ると,やっぱりたべるんだ!といった感じで感動しました。シマヘビだと思いますが,トノサマガエルが,口をよじるたびに少しづつ飲み込まれていきます。やっぱりアゴの骨は外れているようで,このくら…

太陽とギンヤンマ

熱い一日でした。少しクラッときそうでしたね。でも,トンボたちは元気です。ギンヤンマの飛んでいるところを撮ろうとしたのですが,風が少なくじっとしてくれません。何とか撮ってみたのがこの写真です。ZD40-150mmの開放F4.5です。このレンズは,今のコン…

トンボの羽化かご

先日,井原市の北部でトンボのヤゴを採集しました。ほぼトンボの名前はわかっていたのですが,羽化の撮影もしたいと思い持って帰りました。しかし,室内で羽化させると,家族が大騒ぎします。困っていると,たまたま行ったナンバホームセンターで写真のよう…

ノタヌキモ

このタヌキモは,たぶんノタヌキモではないかと思います。例の池にたくさんありましたが,花が咲いているのはこの株だけでした。ジュンサイの下にはタヌキモとは,なかなかすごい池です。gooの地図を見ると,この池に近くに他にも池があることがわかりました…

散乱する卵

いつも行く横谷池で,ミシシッピアカミミガメの卵が土手に散乱していました。何かに食べられたような割れ目が入っています。先日の土手下の穴を思い出してピンときました。池に行ったとき,カラスが木の上にいたのです。カラスが,産んだばかりの巣からカメ…

モノサシトンボ連結

モノサシトンボとはいえ飛んでいるところを撮るのは至難の業です。これは連写でうまくほぼピントが合いました。でも,背景に気を配ることはできませんからこんな写真になってしまいました。(E-520,40-150mm(150mm),1/800秒,F4.5,ISO400)

ヤマアカガエル

たぶん,ヤマアカガエルの子どもでしょう。池の縁を歩いていると,ぴょんと跳んで出てきました。この池で発生したのでしょう。陸上生活をしているのでしょうか。もしかして,この池にヒキガエルなんかがいれば貴重な池になるのですが。ヤゴをすくうとカスミ…

オオシオカラトンボ

シオカラトンボはどこでもよく見られるトンボですが,このオオシオカラトンボは,比較的小さな水域で,よく見られます。幼虫も浅いところが好きなようです。校庭の端にある溝とか,湿地でよく見られます。濃紺の腹部がとてもきれいです。雌は,黒に黄色い模…

いい池のトンボたち

ずいぶん前に,いい池として紹介したジュンサイの池です。今日,昼頃行ってみると,モノサシトンボ,キイトトンボ,オオアオイトトンボが羽化しており,チョウトンボ,オオシオカラトンボ,ショウジョウトンボ,モノサシトンボ,オオアオイトトンボ,キイト…

変なアブ

いつもの横谷池で,こんなアブがいました。ベルベットふうの体毛があり,羽にも色が付いています。こってりした感じの珍しそうなアブでした。いろいろ検索してみましたが,やっぱり難しいですね。似たのがありませんでした。まさか新種でもないでしょうし。…

ササキリ?の脱皮

脱皮を見ることはほとんどないですが,たまたま見ることができました。種類はわかりません。ササキリの仲間かな?ヤゴもそうですが,脱皮したてはきれいな透明感のある色ですね。成虫にならないと同定は難しいかもしれません。

コシアキトンボ♂

先日に引き続いて,コシアキトンボ♂です。池の縁沿いをなわばり飛翔していますが,時々こうして止まります。池の縁では,春一番に,トラフトンボ,少し遅れて止まることも多いヨルボシトンボ,しばらく空いて,コシアキトンボ,同時に止まることの多いチョウ…

キイトトンボ

キイトトンボは比較的植生豊かな池に生息しています。今が羽化の時期で,そろそろ見られるようになってきました。よく似たトンボで,色の赤いベニイトトンボは,岡山県では見つかっていません。目立つトンボなので,いれば発見されるでしょうが,見つかって…