トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

2008-01-01から1年間の記事一覧

二度とない2008年 さようなら!

みなさんはこの1年を振り返って,どうでしたか。 私は,ブログを立ち上げ,トンボの採集に走り回り 理科のおもしろさを伝え,ジョギングと筋トレを続け 健康食品を飲み続け,家庭では,後片づけと力仕事 を分担しました。 過ぎてしまえばあっという間の1年…

クリスマスイブの雪景色

久しぶりの遠出です。また,性懲りもなく鳥取県に行ってきました。今回は山だったので,雪がかなり降り積もっていて冷や冷やしたのですが何とか無事に帰って来れました。1枚目は霧の中の太陽です。もし大きな黒点が出ていれば,肉眼でも見えそうです。雪の…

今年最後のトンボ?

このトンボは,先週の日曜日に撮影したものです。昨日もいたかもしれませんが確認していません。 全身真っ赤で,はねの先にノシメ班のあるコノシメトンボです。種松山野草園の北側の日当たりのいい斜面にいました。階段があり,その周辺に止まっているのです…

先週の虹

2週間ほど風邪を引いていて思い通りに活動できず困りました。その風邪も今日はかなりよくなっています。日ざしも弱くなっていますが,ホッキョクグマのいる北緯80あたりでは,真夏(夏至)の最も高い太陽が今の高度くらいですね。また,日本の夏(夏至)…

晩秋のトンボ

最近忙しくて,トンボの調査に行けていませんでしたが,今日は備前市のあたりに行ってきました。 海岸近くにある浅い池でトンボを少し採集しました。タイリクアカネはまだ元気に飛び回っていました。他には,アオモンイトトンボ,ナツアカネぐらいでしたが,…

青少年のための科学の祭典

先日「青少年のための科学の祭典」にブースを出しました。もう続けて12年ほどになります。今回は,昆虫についてのコーナーをつくりました。このクワガタは,そこで小学生がつくったものです。中央の体は,トウモロコシのデンプンを使った固まりで,水につ…

倉敷の紅葉

倉敷市立図書館の前の紅葉です。急に寒くなったので,もう少し色づくかもしれません。今日は,トンボを探しに行きましたが,気温が低かったのでなかなか見つかりませんでした。それでも,タイリクアカネを3匹,マユタテアカネを1匹,ナツアカネを1匹採集…

ホソヒラタアブの♂

知らなかったのですが,アブの雌は複眼が離れているそうですね。写真はくっついているので雄ということになります。よく見かけるアブですが,こうしてみるときれいな模様です。これから寒くなってくると生き物が恋しくなって,夏には見向きもしなかった昆虫…

コナラのドングリ

近くの山でコナラのドングリがたまっているところがあります。昨年のドングリの上に今年のドングリがたまっていますが,発芽した形跡がありません。こんなにあればここに芽が出て木が生えても良さそうなのにどうしてでしょう。芽が出る前に虫に食われてしま…

真っ赤なキノコ

近所の山で赤いキノコを見つけました。かさの直径は1cmほどです。検索とかしても名前もわかりませんが毒キノコかもしれません。色はとてもきれいでした。(E-520,50mmマクロ)

ナニワトンボの交尾

倉敷市児島に,30年前から知られた青いアカトンボのナニワトンボの産地があります。今でも健在で,先日行くと交尾した個体がいました。めったに見ないので,早速撮影したのですが,露出補正したままにしていたのを忘れていてオーバーになってしまいました…

アオイトトンボに止まるリスアカネ

珍しいこともあります。先日,アオイトトンボにリスアカネがそうっと止まるのを見ました。この後すぐ上に移動してしまいましたが,アオイトトンボは気にしている様子はありませんでした。かなり重たかったと思うのですが????

ネキトンボ産卵

ネキトンボが産卵している所です。日がかげっているときはまったくいませんでしたが,日が差したとたんに飛び出してきて産卵を始めました。ちょうど1週間前です。この池には,サワガニがいて,とてもきれいなようでした。

フジバカマ

秋の七草は,ハギ ,ススキ ,クズ,ナデシコ,オミナエシ,キキョウとこのフジバカマです。生えているところにはたくさん生えていますが,よく似ている植物もあるようです。最近少なくなっているそうですが,ホームセンターに売っていたのにはびっくりしま…

ノシメトンボ♂

ノシメトンボは,池近くの棒の先によく止まっています。アカトンボにしては地味な暗赤色です。最近増えてきたような気がします。羽の先の模様が,江戸時代の武士の礼服用の着物で、腰の部分に現われる縞模様に似ていることからこの名前になったそうですが,…

アジアイトトンボ♂

とっても小さなイトトンボで,よく見ないと見過ごしてしまいます。でも,腹部の先にある青色がワンポイントで可愛い感じです。他にあまりトンボがいないような寒い日でしたが,植物の間をスイスイ飛んでいました。岡山では,このトンボより小さいのは,モー…

ナツアカネ♂

瀬戸内市で撮影しました。谷間の道を上がっていくと,池がありました。鯉が放され,植えられたスイレンが一面に広がってました。天気も悪かったので,土手で休んでいたナツアカネぐらいしかいませんでした。ふと見るとおじいさんが近寄ってきます。あいさつ…

ミヤマアカネ♀

アカトンボの仲間で,最近見なくなった代表格がこのミヤマアカネです。昨年は1匹も見ていません。県南の種松山などにも少しですが生息しています。飛ぶと羽の模様が輪を描いたようになってとても目立ちます。少しきゃしゃな感じで,勝手な思いこみですがベ…

エナガ

ふと見上げた木にとまっていたエナガです。明るいコナラの木でした。他にコゲラもちょこちょこ飛び回っていて,野鳥のお宿といった風情でした。知り合いと野鳥を見に行ったとき,こんな木の裏側にいろいろと野鳥がいることを初めて知りました。トンボが少な…

由加山のヒメアカネ

倉敷市由加山の池で,たくさんのヒメアカネを見ました。9月14日ですが,まだ木陰に未熟な個体もたくさんいて,気温が高いと赤く成熟しにくくなるのでしょうか。由加山はまだまだいいところが残っているようです。

コケムシ

池の中に見慣れない固まりが・・・。寒天のような物体でかなり大きいのですが,コケムシのなかまのようです。小さな触手のある動物の群体です。不思議なのは,ブラックバスの子供がコケムシの底をつついて何か食べているようなんです。コケムシ自体を食べて…

タマシロオニタケ

倉敷市由加山で見たキノコです。インターネットの図鑑で調べると,タマシロオニタケでした。「現在のところ分布は日本と北アメリカ東部という離れた2つの地域のみで確認されている。」とありましたが不思議なキノコですね。

ヒメスズメバチ

たぶんヒメスズメバチでしょう。山道にある花崗岩の割れ目に出入りしていました。写真を見ると,巣の一部がはっきり写っています。これからの季節は注意が必要ですね。まだ刺されたことはありませんが,追いかけられたことは何度かあります。警戒音に気づい…

中秋の名月

青空に浮かぶ中秋の名月です。とは言っても夜に撮影しました。もしも目の感度が高く,夜でも昼間のように見えたらこんな感じでしょう。イヌは感度が高いですが,色が見えないので青空は見えないでしょうね。ぼんやりしている月も風情があっていいもんです。…

オオシオカラトンボ

最も身近なトンボです。シオカラトンボよりよく見るような気がします。この日は暑かったので棒の陰にへばりついていました。 どうも最近,忙しくてトンボを見に行けません。この土日も仕事でしたし・・・。ストレスたまりまくりです。それにしても,アカトン…

見当のつかない植物

インターネットにはさまざまな植物図鑑がありますが,いくら探しても,どうしても見当のつかないものがあります。かといって,最終的には珍しいものではなかったりするのですが,なぜ見つかりにくいのか,このトリックがわかりません。この植物も,身近な山…

リスアカネ産卵

リスアカネの産卵の様子です。薄暗い土の面に卵を落とします。連結打空産卵というのでしょうか。いずれ水量が増すと水に浸かり孵化しますが,陸上に産卵しても卵が死ぬことはありません。卵が孵化するのは,寒い冬を越えた春になります。ほとんどのアカトン…

マメコガネ

マメコガネの交尾です。私が小さい頃は,イタドリに数珠なりについて葉を食べていましたが,最近ほとんど見なくなりました。不思議ですが,何か天敵でもできたのでしょうか。実は今アメリカでは,ジャパニーズビートルといわれて大豆などのマメ科植物の大害…

瀬戸内海の島

自宅が倉敷市にあり,勤務先が児島ということもあって,瀬戸内海にはよく行くことがあります。夏には一度,北木島に行きました。天候も良く,とても珍しいバッタを観察して帰りました。明日もまた行く予定です。今度はトンボの調査です。瀬戸内海にある島々…

オオキンカメムシ

オオキンカメムシの標本です。とても大きなカメムシで,大きさは25mmになるものもあるそうです。南方系の種類で,照葉樹林で見られるようです。葉裏で集団になって越冬するそうですが,自然の中では出会ったことがありません。キンカメムシ科のカメムシには…