トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オリンパスE-520

今日,初めてE-520を触ってきました。5月29日に発売された1眼レフデジカメです。 ・手ぶれ補正が4段分で,1/125秒がぶれないギリギリだった場合,1/8秒でシャッターが切れ,薄暗いところで,自然光の撮影ができること。 ・高感度での画質が今ま…

オジロサナエ

羽化したばかりのオジロサナエです。サナエトンボの羽化は午前中が多いので,これから6月中までの午前に川に行くと,いろいろなサナエトンボの羽化が見られます。サナエトンボの仲間は,羽化したとき,この写真のように体液が透けて見えて緑っぽい色をして…

ホソミオツネントンボ

ホソミオツネントンボの青い色は,とてもきれいで,初めてみたときは感動しました。でも,冬を越すときは茶色なんです。春になって,こんなきれいな色になります。きゃしゃに見えますが,体は硬く,まるで甲虫のようです。つかまえると擬死状態になり,足を…

蒜山のコサナエ

岡山県では,コサナエは見つかっていませんでしたが,数年前に蒜山高原の人口の池でいることがわかりました。岡山県西北部でも生息しているようですし,意外と広範囲にいるのかもしれません。小柄なコサナエ属のトンボですが,動きはかなり俊敏です。今がち…

シオヤトンボ

シオヤトンボは,シオカラトンボによく似ていますが別の種類です。丘陵地の田んぼ周辺の溝などでもいますので,田んぼがあるとたくさん見られます。昔,腹部が青と白のマダラになった個体が採集されたことがあります。それ以後はありませんが,倉敷昆虫館に…

不忍池

東京のビル群の中に,こんな池があるなんてとても不自然ですね。池だけ見ていると,ここが東京とは思えませんでした。水鳥もいました。ぼんやり池を眺めている人もいました。トンボがいるかなと探しましたが,天気が良くなかったので,見あたりませんでした…

ツノガエルのアルビノ

このカエルは,カエル愛好家?にはかなりの人気らしいですね。ほとんど養殖個体で,ベルツノガエルかクランウェルツノガエルだったと思います。売られているのはハイブリッドが多いようです。大きくなるとピンクマウスが餌というのには驚きました。数日で1…

ダーウィン展

昨日,国立科学博物館の「ダーウィン展」を見てきました。1400円でしたがまったく高くないですね。 さすがにすごく充実した内容で感動しました。今までのダーウィンのイメージが変わってしまいました。 たとえば,進化論の考えは,ダーウィンの祖父が考えた…

ストップおんだん館

今日は東京です。東京タワー近くの「ストップおんだん館」にて、お話を聞きながら書いています。 温暖化は世界的な問題ですが、国もこのような施設を作って、啓発活動をしているようです。フロアー1面ですが、かなり資料がそろっています。少し勉強して帰ろ…

良い池

何でもない池の写真です。この池は県北にあり,gooの地図には小さく載っています。 見つけたのは偶然ではありませんが,こんな池だとは思いませんでした。 この池には,岡山県で2カ所しかいない昆虫が生息しています。ということは貴重な 特別な環境がある…

エダヒゲナガハナノミ

クラネットでお尋ねしたところエダヒゲナガハナノミのようです。幼虫が水生なので水辺でよく見られるということです。こんな甲虫の幼虫が,水生ということに驚きました。確かに小さな渓流沿いの葉で見つけました。

草むらに卵

コロン!と湿地の上の枯れ草の上に,卵が転がっていました。ニワトリの卵と形は似ていますが,一回り小さく,少し茶色がかっています。はじめはニワトリの卵を捨てているのかと思ったのですが,中身があることや腐っている様子がないことから,ここに産んだ…

変な幼虫

この幼虫はチョウか蛾の幼虫でしょう。アゲハチョウの幼虫が,小さいときはこんな黒白の模様なのは有名ですが,他の幼虫でもあるんですね。鳥のフンに擬態しているといわれていますが,突然変異で,こんな形や模様になる確率は限りなく小さいと昔読んだ本に…

タツナミソウ

この仲間は,とてもたくさんの種類があり,・・・タツナミソウというのもたくさんあります。 たぶん普通のタツナミソウだろうと思います。明るい池の土手に生えていました。ヒメオドリコソウやホトケノザもサルビアも同じシソ科の植物で,花の形がよく似てい…

シオカラトンボ羽化

シオカラトンボの羽化は,普通は夜中から午前中ですが,この日は午前中が寒かったためか,午後2時35分でした。今までこんな時間に羽化しているのを見たことがありません。こんな事もあるんですね。

ミサゴ

池の近くにある電柱の上に大きな猛禽類がとまっていました。精悍な顔つきでかっこよかったので,近づきながら写真を撮っていると飛び立っていきました。羽の裏の模様から,どうやらミサゴのようです。日本全国に少数生息しているようですが,レッドリストで…

ホソミイトトンボ

ホソミイトトンボは越冬するトンボの一つです。成虫で冬を越すのは,ホソミオツネントンボとオツネントンボと本種だけです。こんなか細い体のどこにそんな力が備わっているのか不思議です。冬は茶色ですが,春になると,こんなきれいな色になって水辺に戻っ…

羽化したばかりのハラビロトンボ

ハラビロトンボは,自宅の近くで見た記憶があります。小学校低学年の頃だと思います。なぜか,つかまえた時の全身に毛が生えた姿を今でもはっきり覚えています。それから,オグマサナエが,今ごろ通学路によく止まっていたのもはっきり覚えています。ハグロ…

シオカラトンボ

シオカラトンボは,どこにでもいるトンボで,環境の変化にも強いトンボです。学校のプールにもいます。でもこうしてみると,体の模様もきれいで趣があります。雌と未熟な雄は,こんな色合いですが,雄は,成熟すると塩を吹いたようなまさしく「シオカラ」ト…

森の生活

ほんとに緑のきれいな季節になりました。昨日の雨でまた緑が濃くなったように感じます。 木々に囲まれた森の中で生活出来ればいいなあ。と時々思います。もちろん,池も近くにあって トンボも飛んでいます。また,社会に対して,自分のすべき責任ある仕事も…

クロスジギンヤンマの羽化殻

中庭にある,20平方メートル程度の人口の池にたくさんメダカが繁殖しているのですが,そこで 毎年クロスジギンヤンマが数匹羽化しています。そろそろ中庭でなわばり活動を開始するころです。 おもしろいことに,中庭にはほとんど木がないので,写真のよう…

ハマヒルガオ

海岸沿いの公園で,ハマヒルガオが咲いていました。あまり栄養分のなさそうな砂浜で,どうしてこんなきれいな花を咲かせているのでしょう。アサガオと違い,多年草なので,同じ所でまた花を咲かせるようです。

ヨツボシトンボ

ベッコウトンボと同じ,トンボ科ヨツボシトンボ属のヨツボシトンボですが,一回り大きくかなり活発で,見た印象は全然違います。飛翔する時間も長く,スピードもベッコウトンボより速いようです。飛翔写真は,難しいですが,よく飛んでいるので粘ればいい写…

アリジゴク

アリジゴクは,砂にきれいな すり鉢状の穴を開け,アリなどの動物が落ちるのを待ちかまえています。穴の中央を掘るとこの幼虫が出てきます。ウスバカゲロウの幼虫です。中学校の時に調べたことがありますが,一番驚いたのは,アゴ(牙)の中は空洞になってい…

ベッコウトンボ②

ベッコウトンボは,環境省のレッドリストでは,絶滅の危機に瀕している種の絶滅危惧砧爐吠類されています。合わせて,国内希少野生動植物種に指定されていて捕獲は禁止されています。日本国内で安定して発生しているところは少なく全国で数カ所しか残ってい…

ベッコウトンボ

はじめてのベッコウトンボです。詳しくは明日ゆっくりお知らせします。 もちろん岡山県ではありません。今,旅行中に更新しています。 体は黒っぽくて少し小さく,臆病で神経質な感じで,控えめに低いところを ヒョイヒョイと上下しながら飛ぶトンボでした。…

ハルゼミ

アカマツ林でハルゼミが盛んに鳴いていました。今まで撮影したことはなかったのですが挑戦してみました。尾根沿いで,比較的小さな木が生えている所では,低いところに止まっているので,何とか撮影できました。(E-330,ZD12-60,トリミング)

クロスジギンヤンマ

クロスジギンヤンマが池の周りを飛んでいました。羽化してしばらくは帰ってきませんがやっと成熟したようです。タイミングを見計らってシャッター速度1/500秒程度でカメラで追いかけて撮影します。普通種ですが,色合いが美しく好きなトンボの一つです。

オトシブミの文

オトシブミが作った文です。落とすものもいるようですが,私が見たのはぶら下がったままでした。この作業をした張本人は見あたりませんでしたが,近くの枝にもたくさん作っていました。卵はいずれ孵り,幼虫は葉のロールケーキを食べて大きくなります。

ミシシッピアカミミガメの日なたぼっこ

いつもの池で,ミシシッピアカミミガメの数珠繋ぎ日なたぼっこを見ました。無理矢理な感じはしますが,本人達はこれで満足しているのでしょう。どの池でも,ミシシッピアカミミガメばかりで,時々クサガメを見ると懐かしい感じがします。