トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

無影撮影

イメージ 1

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標本などに影をつけずに撮影するのはなかなか手間がかかります。
最近良い方法を思いつきました。それは,パナソニックのPE-20S
というストロボ2台で乳白色のアクリル板を光らせるという方法
です。このストロボは,スレーブ機能があり,デジカメのストロボ光
を感じると自動的に発光するので,つなぐ必要がありません。

この2枚は,そうやって撮影しました。トンボの複眼は,広い光源だ
と白っぽくなってしまって,透明感がなくなります。かといって点光源
だと,複眼はきれいに写りますが,金属光沢のある胸部を持つトンボ
は真っ黒になってしまいます。たぶん,真ん中くらいが良いのでしょう。
また,幼虫は,透過光があると体の模様がよく見えるようになります。

まだまだ,うまくいきませんが,いろいろ工夫してみようと思っています。

1枚目:ヤマサナエ幼虫(中齢) 2枚目:ギンヤンマ♂標本