左がキトンボ,右がネキトンボです。中央は,この2種の交雑個体です。この2種の交尾はかなり知られていましたが,実際に交雑個体が採れたのは日本で初めてでした。ちょうど両側の2種の中間的な形態をしていることがおもしろいですね。目立つところでは,羽の黄色い部分は,ちょうど真ん中ぐらいの大きさになっています。このトンボについては,2007年に
高知県中村市にあるトンボ王国の杉村さんと月刊むしに投稿しました。何気なく採ったトンボが貴重なものだったということは時々あります。信じているわけではありませんが,これも神様の思し召しかなと感じてしまいます。