トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

P50vsE-330感度別画像

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 最近買った,NikonのP50とオリンパスのデジカメ一眼レフE-330の感度別の画像を調べてみました。
雪の降った昨日の朝です。ちょうど中央部にある建物の右端を切り取りました。どちらも約28mm相当です。E-330はデーライト,P50はオートですので,E-330は少し青っぽく写りました。

 コンパクトデジカメは,感度を上げると,画面が荒れますが,P50もご多分に漏れず,ISO800,1600は使い物になりません。400までが限界です。E-330の方はさすがに,場合によってはISO1600も使えるかなと思います。また,シャープネスが,P50はかなりかかっていて鮮明ですが,E-330はあまり無理をしていません。中央部のみの比較ですが,ISO64,100までは,ほぼ同じ解像度のように見えます。

 P50は,中間調の部分があまりなく,画像は白か黒といった感じですが,E-330は,中間の階調も豊かにあり,このあたりが,写真の表現力になっています。コンデジは解像度が高くても,何となく平面的で深みがないのはこのせいかもしれません。1200万画素のコンデジもありますが,画素数は800程度にとどめて,高感度の特性や階調の豊かさの方に力を注いでほしいなあと思います。

 詳細に比較はしていませんが,画面周辺部は,P50はボケボケです。さすが,ZD12-60mmの周辺部はくっきりしていて,コンパクトデジカメとは比較になりません。

 少し手ぶれもあるかもしれませんので,十分な比較ではありませんが,意外にP50も健闘しているなあという印象です。ISO400までなら問題なく使えるようです。