トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

小さなコオロギ

 先日,家の近所でミツカドコオロギを見つけ飼っていました。

毎日のように チチチチチ・・・チチチチ・・・と鳴いてくれるので,なかなか情緒があっていいなあと喜んでいました。ところが,ほかの家に里子に出したため,鳴く虫がほしくて探しに行きました。じめじめした田んぼの中の枯れ草に,ちっちゃな7mmほどのコオロギの仲間がいたので,捕まえてきたのですが,こちらのほうは ジ~~~~~ となくだけで,ミツカドコオロギの方が心地よくて良かったなと思っています。名前を調べるとヤチスズというようです。結局,マツムシやスズムシ,カンタン,クサヒバリなどは,鳴き声がいいので飼われることが多かったのでしょうね。江戸時代から続く,日本の鳴く虫文化は廃れかかっていますが,もういちど最盛?したいものです。

 ちなみに,里子に出したのは孫の家で,3歳の孫に「この虫はなんて鳴くと思う?」と母親が聞いたら「ミーン,ミーンってなく」って答えたそうな。それセミやん!って突っ込みたくなりました。聞いたことなかったんですね。色々経験させるのは大事です。

飼育中のヤチスズらしき虫