トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

城山のヒキガエル

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鹿児島市城山の登山道横の側溝にヒキガエルがたくさん落ちていました。U字溝なので出られず歩き回るばかりでした。でも,不思議です。なぜ側溝に落ちたのか。側溝から山側に行くには,側溝を通らなければいけません。急に作った側溝ではなさそうでしたし,冬眠から覚めて池に行って産卵するはずですから,まさか今どき山に登るはずはありませんし・・・そこで,地図を見てあることに気づきました。道がかなり蛇行しているのです。登るときは側溝は通らず登れる場所があり,別の場所から降りると側溝のある道に降りてしまいます。そんな通り道を偶然通ったヒキガエルが落ちたのかもしれません。そう考えると,落ちたカエルは10匹以上はいましたが,生息数のほんの一部なのかもしれません。写真は,右が卵を持った雌,左が雄だと思います。(P50)