トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

カンサイタンポポ

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咲き始めはどうも違うタンポポに見えてしまいますが,カンサイタンポポでしょう。普通に咲いていました。何度切っても生えてくるので困っているとタンポポのことを言われる人がいますが,別に生えていてもきれいでいいのにといつも思います。

タンポポの根はとても長くて,掘るのが大変なのですが,一度だけタンポポコーヒーを作るために掘り返したことがあります。ゴボウのように一本まっすぐあるのかと思いましたが,意外にも枝分かれしているものが多かったです。いくら掘っても先があるので,さすがに途中でやめました。

私のタンポポコーヒーの作り方は,まず,掘り返したタンポポの根をよく洗います。そして1cmほどのぶつ切りにし,天日でよく乾かします(2週間程)。その後,フライパンでよく炒って濃いきつね色になったものを金槌で小さく砕いていきます。これを繰り返して,だんだん細かくしていきました。粉にはなりませんが,粒の大きい粗挽きのコーヒー豆ぐらいにします。それを,お茶用の袋に入れて,しばらく煮出して紅茶ぐらいの色になったところで,ミルクと砂糖を入れて飲みました。コーヒーというより紅茶といった感じですが,独特の風味がありやみつきになります。「ああ~タンポポコーヒー飲みてえ~」としばらくすると禁断症状が出た記憶があります。いろいろと効能を書いてあるwebページもありますが,飲んでみた感じでは,元気は出るので強壮効果はあるように感じました。