トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

自然観察

マメコガネ

マメコガネの交尾です。私が小さい頃は,イタドリに数珠なりについて葉を食べていましたが,最近ほとんど見なくなりました。不思議ですが,何か天敵でもできたのでしょうか。実は今アメリカでは,ジャパニーズビートルといわれて大豆などのマメ科植物の大害…

瀬戸内海の島

自宅が倉敷市にあり,勤務先が児島ということもあって,瀬戸内海にはよく行くことがあります。夏には一度,北木島に行きました。天候も良く,とても珍しいバッタを観察して帰りました。明日もまた行く予定です。今度はトンボの調査です。瀬戸内海にある島々…

セイボウ〔青蜂〕の仲間

セイボウというハチがいるのは,最近になって知りました。きれいな色のハチだなあと思っていましたが,いろんな種類がいるんですね。この仲間は,金属光沢で硬い体を持っています。驚くのは,他のハチに寄生して子どもが成長するということです。詳しくは知…

標本の名前を調べる会

毎年,8月の終わりの日曜日に,倉敷市立自然史博物館で「標本お名前を調べる会」というのが開催されます。子ども達が採集したものの名前を教えてもらえる会です。ここに来て名前のわからないものはまずありません。岩石,化石,植物,コケ,海草,貝殻,甲…

植物の標本作り

植物標本作りの研修に行ってきました。倉敷市立自然史博物館の学芸員の方を講師にお招きして,2時間ほどの研修でしたが,改めて詳しく知ることができてよかったです。「台紙にきれいに貼るのは昆虫標本を箱にきれいにつめるのと同じで,見せるためのもので…

化石の掘り出し

化石を石から出すにはいろいろな方法がありますが,硬い岩石になっている場合は大変です。そんな時はこの機械で掘り出すことができます。化石から少し離れたところを削っていくと,ぱりっと化石の面の岩石がはがれるのです。慣れてくるとうまく化石を掘り出…

恐竜の頭蓋骨

この写真は肉食恐竜の頭蓋骨の模型です。模型とはいってもシリコンで細かい部分まで型を取りますから,本物と並べても,素人には見分けはつきません。優れた模型は,研究にも使え学術的にも貴重なものになるそうです。この写真は,林原自然科学博物館 http:/…

岡山駅前の川

岡山の駅前を流れている川です。水草が豊かで,魚ももたくさん泳いでいました。石がきなので,その中にも魚がいそうです。こんな川が市街地を流れているなんて不思議ですが,岡山市街地の川は,水がとてもきれいで,ホタルがいたり,珍しいトンボがいたりし…

コバネイナゴ

コバネイナゴの♂と♀,やっぱり雌が大きいですね。お互いジーと見つめ合っていました。今後の展開は予想できませんが,どうしても擬人化して,今の心境を反映してみてしまいます。私の場合,「雄が近づきたいのに雌がにらんで寄せ付けないようにしている」と…

オオミノガの幼虫

最近ではまったく見なくなったオオミノガの幼虫です。オオミノガヤドリバエの進入で見られなくなってきているようですが,いるところに入るんですね。最近回復しているという話もあります。昭和30年代には,家の柿木にたくさん着いていました。見慣れた昆…

グリーン

飛騨高山の若葉です。実はススキも穂が生えていて,秋の気配を感じるのですが,若葉もきれいということは,夏がきてすぐ秋になっているということでしょう。きれいなので,パソコンの壁紙にしています。

世界で最も新しい花崗岩

この花崗岩は,約200万年前にできたもので,今地上に現れているものでは世界で最も新しい花崗岩(滝谷花崗岩)です。新穂高ロープーウェイの近くの広場にあったものです。 槍ヶ岳,穂高連峰に見られ,捕獲岩を持っています。岡山県にある花崗岩によく似て…

ツバメ

今年巣立ちした若いツバメでしょうか。数匹が電線に止まって,毛繕いをしながら休んでいました。ときおり近くの池の上で見ましたから,しっかり餌を自分で摂っているようです。まだ,しばらくはみんなと仲良く生活するのでしょうか。

トビの滑空

トビが低いところを旋回していたのですが,みるみる高く上がっていきました。まったく羽ばたいていなかったので,上昇気流を捉えていたようです。児島マリンプールでも同じ光景を見ました。ただこの時は,旋回しながら移動していきました。上昇気流の場所が…

昨日の夕焼け

昨日は夕焼けがきれいでした。来るぞ!と思ったのでいつもの場所に陣取って夕焼けの撮影をしました。この場所は川の土手で,電線も写らずほぼ360°OKです。難をいえば,車がときおり通ることやジョギングや犬の散歩の人が通るくらいです。夕焼けの色は,…

トンボの複眼

電子顕微鏡で見たトンボ羽化殻の複眼です。羽化殻ですから,複眼のこの部分で割れています。複眼の表面にはケイソウは少なく,ゴミがつかないようになっているようです。丸い複眼の中央では割れていないですね。

夕空

昨日の夕方の東の空の写真です。見た目よりきれいに写っています。オリンパスはきれいですね。7時から7時半頃の空は目が離せません。明日ももしかすると,繊細で雄大な素晴らしい空が見られるかもしれません。今日はダメでした。

由加山のヒグラシ

ヒグラシは,カナカナカナカナ・・・と鳴くセミです。県中北部では普通ですが,岡山県南部では由加山にしかいません。昨日,午後6時半ごろに,低いところにとまっていたヒグラシをつかまえてもらい撮影しました。雄だったのでつかまえると鳴きましたが,そ…

ニイニイゼミ

最近では,アブラゼミ,ニイニイゼミ,ツクツクボウシ,クマゼミがほぼ同時に鳴き始めています。 特にクマゼミ,ツクツクボウシは早くから鳴くようになりました。昔はクマゼミ自体の数も少なく,つかまえたらうらやましがられたものです。久しぶりにニイニイ…

小さなカエルの卵

カエルの卵というと,春のような気がしていましたが,日当たりのいい山の池でこんな小さな卵を見つけました。アマガエルの卵でしょうか。いろいろ調べましたがよくわかりません。カエルかどうかもわかりません。池の中に浸かった植物の水面近くに産んであり…

ミシシッピアカミミガメの楽園

私がよく行く横谷池は,ミシシッピアカミミガメの楽園です。産卵はたくさんするし,小ガメから中ガメ,大ガメまでたくさんいます。このカメも,しばらく池をジーッと見ていたら,ぷかぁーんと浮かんできました。かなり大きく,20センチ以上でしょう。しば…

キマダラカミキリ

熱い日中に,止まっていました。少し大きめのカミキリで,気になって撮影しました。普通種のようですが,私は初めて見ました。複眼が丸くないのが三葉虫のようでびっくりです。身近なところに知らない昆虫はたくさんいるものですね。

ビヤガーデンの空

夏と言えばビヤガーデン。駅ビル屋上,天満屋の屋上,アイビースクエアの中庭,行きたくてたまりません。本当は,道後山の山頂付近にある広い芝生の斜面で,大の字になって夕焼けの空やキラキラ光る星空を眺めながらビールをゆっくり飲みたいのですが,ビヤ…

ちょっと怖い写真

ヘビがカエルを食べるのは知っていましたが,目の前で見ると,やっぱりたべるんだ!といった感じで感動しました。シマヘビだと思いますが,トノサマガエルが,口をよじるたびに少しづつ飲み込まれていきます。やっぱりアゴの骨は外れているようで,このくら…

ノタヌキモ

このタヌキモは,たぶんノタヌキモではないかと思います。例の池にたくさんありましたが,花が咲いているのはこの株だけでした。ジュンサイの下にはタヌキモとは,なかなかすごい池です。gooの地図を見ると,この池に近くに他にも池があることがわかりました…

散乱する卵

いつも行く横谷池で,ミシシッピアカミミガメの卵が土手に散乱していました。何かに食べられたような割れ目が入っています。先日の土手下の穴を思い出してピンときました。池に行ったとき,カラスが木の上にいたのです。カラスが,産んだばかりの巣からカメ…

ヤマアカガエル

たぶん,ヤマアカガエルの子どもでしょう。池の縁を歩いていると,ぴょんと跳んで出てきました。この池で発生したのでしょう。陸上生活をしているのでしょうか。もしかして,この池にヒキガエルなんかがいれば貴重な池になるのですが。ヤゴをすくうとカスミ…

変なアブ

いつもの横谷池で,こんなアブがいました。ベルベットふうの体毛があり,羽にも色が付いています。こってりした感じの珍しそうなアブでした。いろいろ検索してみましたが,やっぱり難しいですね。似たのがありませんでした。まさか新種でもないでしょうし。…

ササキリ?の脱皮

脱皮を見ることはほとんどないですが,たまたま見ることができました。種類はわかりません。ササキリの仲間かな?ヤゴもそうですが,脱皮したてはきれいな透明感のある色ですね。成虫にならないと同定は難しいかもしれません。

ミシシッピアカミミガメの産卵

この写真は,産卵しようとした跡です。産卵すると,穴はふさがっているので,何らかの理由でやめたのでしょう。他にも穴を掘りかかった跡がありました。以前産卵した穴にもう一度産卵することもあるようです。 雨の降っている,土の湿っているときに後ろ足で…