トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

最近の生活

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 最近,夏休みを取っている。
何をしているかというと,キャンプに行く準備,浮沈子の作成,
ジョギング,トンボの撮影,景色のスケッチ,オークション
夕食の用意,部屋の掃除,アルコールバーナーの作成
読書(寺田寅彦他),音楽鑑賞,昼寝などをしている。

特に,キャンプに行きたくてうずうずしているのだが,
天気に恵まれず今のところ3週間延期している。

ジョギングは,3日開けて6kmくらいで,その後
筋トレをしている。そのため人間ドッグでもいったって健康で
何も気になることはなかった。脳も胃もきれいといわれた.

アルコールバーナーは,100円ショップの灰皿に紐の
芯を付けたのが一番良いようで,使えそうである。

景色のスケッチは,昔はよく描いていた。

オークションは,脈拍計を探してる。

本は,いっぱい借りているが,寺田寅彦を今読んでいる。
80年以上前にかかれたものもあるが,内容はなかなか鋭くて
今も通用する。科学者であった彼の発想には感心する。蓄音機
が発達して,活動写真にくっつくとすばらしいが,これを使っ
て教師の姿を写せば教師はいらないかというと

【講義の中に流れ出る教師の生きた「人」が生徒に働きかけ
て,その学問に対する興味や熱を鼓吹する力が年とともに
加わるという場合もあるかもしれない・・】と書いている。

なかなかの洞察である。やっぱりすごい人だなあ。大正11
年に書いた文章なんだけど,そんな昔とは思えない。

そしてまた,【蓄音機に限らずあらゆる文明の利器は人間の
便利を目的としてつくられた物らしい。しかし便利と幸福
とは必ずしも同義ではない。私は将来いつかは文明の利器
が便利よりはむしろ人類の精神的幸福を第一の目的として
発明され改良される時機が到着する事を望みかつ信ずる。】
とも書いている。あの時代にここまでわかるものか。
今から80年後の未来はどうなっているだろう。
なぜか,恐ろしい未来しか思い浮かばないなあ。

写真は,上がリスアカネ♂,下がマユタテアカネ♂(未熟)
アカトンボといえば秋だが,7月にはヤゴから羽化して
夏は木陰のある林道などで良い季節を待っている。
ただし,ネキトンボは,すでに池の上を元気に飛び回っている。