トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

地球照

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 今日は,木星(-2.2等星)と月です。撮影は,E-3で,120mm相当,F4.0,1/4,ISO500でした。
車の窓に肘をかけて手持ち撮影です。数枚とって1枚ほとんどずれていませんでした。おもしろい
のは,ずれている写真は,星が直線になっていることです。手ぶれが補正されて,カメラの全体の
手による動きが残された結果でしょう。と言うことは,ライブビューで星を拡大して,液晶面の目印
に星を合わせるようにすれば,手持ちでもかなり長時間星をほぼ点に撮影できる可能性があるわけです。
この写真は,SILKYPIX JPEG Photography 3.0で,アスティァ風な画像にしてあります。かなり荒れていたのですがなぜか粒が消えてきれいになりました。

月の影の部分に,地球照が見えています。月の影で空を見上げると,地球から見える月の4倍の大きさ
の地球が空に輝いている事でしょう。そして,地球の影の部分は,ほんのり明るくて,月照が見えると
思います。が,たぶん都市の光で,所々雲が光っているのでしょうか。真空の絶対零度に近い宇宙空間
に,生物のゆりかごののような地球が浮かんでいるんですね。そう考えると,今日は寒いとか暑いとか
言うのは贅沢というものです。生きていけるだけ幸せです。