トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

ダーウィン展

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 昨日,国立科学博物館の「ダーウィン展」を見てきました。1400円でしたがまったく高くないですね。
さすがにすごく充実した内容で感動しました。今までのダーウィンのイメージが変わってしまいました。
たとえば,進化論の考えは,ダーウィンの祖父が考えたそうです。祖父の考えをもとに,実際に調査をして証明したわけです。また,小さい頃のダーウィンは,昆虫採集が好きで,特に甲虫に興味を持っていたようです。その他にも,恋愛のこと,亡くした可愛い娘のこと,父との確執,などなど,人間ダーウィンの姿をうまく紹介してありました。生きたゾウガメが展示してあるのにもびっくりしました。ゆっくり見られると,もっと良かったのですが,時間がなかったで少し残念でした。

 進化論にはとても興味がありましたので,見ていると心が熱くなりました。進化していることは間違いないと,ほとんどの人が考えている現代ですが,なぜ進化しているのかということには様々な考えがあって,まだこれだという結論はありません。だからこそ,未だに生物の進化にはロマンがあるんですね。

 最近読んだ本で,「生物と無生物のあいだ」という本がありますが,DNAの発見のことなどが,エピソードを交えておもしろく書いてあります。遺伝子と進化は関係があるのでしょうが,そこがまたおもしろいですね。科学未来館の「エーリアン展」も見ましたが,他の星でも,DNAのようなものがあるのでしょうか。DNAは宇宙の生物には普遍的なものなのでしょうか。興味は尽きませんね。

さてさて,われわれ生物とはいったい何者なのでしょう。