トンボと身近な自然

自然が大好きな天文少年が,時を隔てトンボ中年に変身

ヤゴ救出作戦

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今年も,倉敷市スポーツ振興事業団のみなさんと水島のプールでヤゴ救出策戦をしました。

およそ300人の人が参加してくださいました。今年は高学年の生徒が多かったようです。
昨年の参加者が,3分の1おられたようです。山陽新聞にも紹介があり,遠方から参加
された方もいたようです。NHKの方も取材に来られていました。(本日6:40に放送あり)

ヤゴの方は,もう羽化のピークのようで,一晩で数千匹が羽化しています。いなくなって
いるのではと心配しましたが,かなりの数が残っていました。ほとんどはコノシメトンボ
と思われますが,タイリクアカネもいるかもしれません。プールの周りでショウジョウト
ンボが1匹飛んでいました。それにしても,みんなヤゴ救い大好きですね。やっぱり
子ども達にはこんな経験が必要なんでしょうね。楽しい半日でした。

質問いろいろ
 ・昨年羽化したのは全部雌でしたがどうして。(雄も羽化したては同じ色をしています。)
 ・雄と雌の見分け方を教えてください。(腹部根元の出っ張りがあるのが雄,つるんが雌)
 ・何を食べるんですか。(アカムシなど生きた動物,死んでいても動かすと食べる)
 ・羽化する直前のヤゴの見分け方は。(ヤゴのはねの部分がふくらんでいると羽化直前)
 ・餌は必要ですか。(羽化直前のヤゴにはいりません。)
 ・水はどうしたらいいですか。(1日くみ置きの水を入れてください。)
 ・どのくらいの数を水槽に入れたらいいですか。(あまり多いと酸欠になります。エアー
  を入れると大丈夫です。)

全ての写真は,ニコンのP-50に,広角のコンバーターを無理矢理付けて撮影しています。